8、Webサーバをインストール

Webサーバのインストールには「yum」コマンドを使います。
Linuxコマンド類はmanページで確認、または「–help」で表示して確認

hp78

「search」で探す
「yum search web server」

hp79

「httpd」を探す
「yum search httpd」

hp80

apacheをインストール
「yum install httpd.x86_64」

hp81

Yを選択しインストールする
「y」

hp82

これでインストール完了

※今回は「root」ユーザーでのインストールでしたが通常は、ユーザインストールになるので「sudo yuminstall httpd.x86_64」になる

yumインストールについて

パッケージ名httpdのドット後のx86_64はアーキテクチャといい、Linuxで動作するマシンのCPUに依存しますIntel(86)ベースのCPUで64bitをサポートするものをいいます。
yumで稼働中のアーキテクチャに適したパッケージが自動的に選択されるのでinstallの引数としてパッケージを指定する場合はアーキテクチャを明示していする必要がありません。また、Yes/Noの応答要求に対してはYesと答える場合には-yオプションを使うことができます。
yum -y install httpd
となります。

Webサーバを起動する
インストール完了したら今度は起動させるなくてはなりません。とその前に自動起動しているか確認するのですが、psとgrepを使います。
「ps ef | grep httpd」

hp83

起動はしていないようです。次は以下のコマンドを試します。
「ps ef | grep apache」

hp84

こちらも違うようです。Webサーバを起動するには「systemctl start httpd」

hp85

これで起動したか確認します。
「ps -ef | grep httpd」

hp86

起動したようです。

※前に設定したNATネットワークでポートフォワーディングの設定したポート80がそれにあたります。

hp72

httpdが正しく起動されているか確認、リッスン(lsof)を確認
「sudo lsof -i | grep httpd」

hp87

lsofは強力なコマンドのひとつでプログラムやプロセスが、どう通信しているかファイルを開いているかを調べます。-iオプションはIPアドレスを持つものでIPで接続するだけを表示させる。httpdの名前のつくものだけgrepで抜き出した結果になります。
*:httpでリッスンしていることがわかる。特定のIPアドレスでしか受け付けない状態であれば10.0.2.15:httpと表示されます。
「grep http /etc/services | head」

hp88

grepコマンドで検索パターンの後ろにファイル名を指定

lsofで調べた結果httpdは正しくlistenしていることがわかりましたので接続を試します。CentOSのマシン上で次のコマンドを実行
「wget http:10.0.2.15」

hp89

接続が拒否されました

hp90

 

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